ちはやふる 18巻 感想

　漫画『ちはやふる』18巻のストーリーを感想と一緒に書いています♪最新刊20巻ももうすぐ発売！待ち遠しいですね。



　富士崎かるた部の合宿に参加している千早(ちはや)と太一(たいち)。合宿２日目のメニューは、４試合すること。千早の最初の３試合の相手は全て理音(富士崎２年)です。感じ(読みへの反応速度)のいい理音を相手に、左手で戦わなければいけない千早は……？


　４試合目、千早の相手はいつも一緒に練習している太一です。せっかく静岡までやってきているにも関わらず、同じ高校の太一が相手。対戦を組んだ桜沢先生(富士崎顧問)には狙いがありました。


　ついに右手が使えるようになった千早は、吉野会大会に袴で出よう思うと言います。クイーン戦を見すえてのことです。


　ついに始まった吉野会大会。太一にとって初のＡ級での試合に、新も出場しています。吉野会大会、一体誰が勝ち進んでいくのでしょうか？


　
　富士崎高校かるた部の合宿に参加させてもらっている千早(ちはや)と太一(たいち)。２日目のメニューは走って登山の後に４試合です。感じ(読みへの反応速度)がいい千早と理音(富士崎２年)は、３試合全て２人で組むことになります。右手の手術をしたばかりで左手で取る千早は、試合を意味のあるものにするため、感じがいいとはどういうことなのかをつかもうとします。


　左手で必死に試合をする千早に、桜沢先生(富士崎顧問)は名人・クイーンを引き合いに出して指導します。そして音になるまえの音のなにを聴いているのか考える千早に、理音は音の高低を聴いていると言います。それを聞いて、なにかつかめそうな千早です。


　そして４試合目、千早の相手はなんと太一です。いつでも試合できる２人をわざわざ組んだ桜沢先生の意図は、太一は自信をつけるとばけそうだったからというものです。左手とはいえ負けて悔しがる千早に、太一は「この秋は右手のおまえに公式戦で勝つ」と言います。


　藤岡東高校の表彰式では、新(あらた)が全国大会個人戦優勝の表彰を受けます。そしてその機会に新は、団体戦を組むための部員集めの呼びかけをします。やりたい人だけやればいいと思っていた新ですが、全国大会団体優勝校の瑞沢と戦ってみたいという思いからです。


　千早と太一の関係が進展しているのではと楽しみにしていたかなちゃんですが、合宿から帰ってきた２人はライバル関係が進展していました。そんな時、修学旅行と名人・クイーン戦東日本予選の日程がかぶっていることが分かります。クイーン戦予選に向け黙々と練習に励んでいた千早は、みちるちゃん(クラスメイト)と修学旅行を楽しむという約束をしています。落ち込む千早ですが、ついに右手で練習できるようになります。


　名人・クイーン戦予選直前にある吉野会大会当日、袴で試合に出場する千早、太一、肉まんくん、机くんです。袴姿の千早を見た新は、照れながら「袴きれいやなって」と言います。それに照れる千早ですが、「今日はこの袴で全部勝つから」と言います。


　Ｂ級になって初の試合、机くんは１回戦で束負け(10枚以上の差で負けること)してしまいます。悔しがる机くんに、その試合を見ていたかなちゃんは優しく声をかけます。そしてＡ級の応援に行くのです。


　Ａ級１回戦、無事勝ち上がった千早と太一ですが、肉まんくんは須藤さん(北央学園OB)相手に粘りを見せるも負けてしまいます。２回戦も無事勝ち上がった太一に、新が声をかけます。かるたをとおすと新とも話したいことがたくさんある太一ですが、新がかるた部を作ろうとしていることを聞いて新に当たってしまいます。団体戦の自分なら新も怖くないと思っていたため、気負う太一です。それでも３回戦を勝ち上がり、次の相手は城山(北央学園２年)くんです。


　そして千早の相手は、準名人の武村(たけむら)さんです。２ヶ月もの間右手を使っていなかった千早は、無駄な力が入らなくなり、クイーンのような音のしないかるたの正体をつかめそうです。そして半年かるたをとれなかった武村さんは、千早に負けてしまいます。そしてついにベスト８で、千早の次の相手は、産休明けの元クイーン猪熊遥です。



　ついに太一が千早に勝つと宣言しました☆才能と戦う覚悟がある太一だからこそ、頑張って勝ってほしいです。またクイーン戦予選と修学旅行がかぶってしまいましたが、千早はどちらに行くのでしょう！？私としてはみちるちゃんのためにも、修学旅行に行ってほしいです。

　秋風に　たなびく雲の　絶え間より　もれ出づる月の　影のさやけさ 　(秋風が吹いて　横にたなびいている雲の切れ間から　もれ出てくる月の光は　なんと明るく澄みきっていることか)

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