ちはやふる 2巻 漫画 [ちはやふる あらすじ]

 マンガ『ちはやふる』2巻のストーリー紹介です[ぴかぴか(新しい)]



 千早(ちはや)と新(あらた)と太一(たいち)の3人で臨んだ試合。千早は全国大会準優勝の西田相手に善戦するも敗れ、チームとしても1回戦敗退に終わってしまいます。「もっと3人でかるたがしたかったよ」と泣く千早と太一に、新は「なんで泣くんや。楽しかったが」と言います。

 むかえた卒業式。福井への引っ越し準備で早々に帰った新のもとに、千早と太一がやって来ます。そしていつの間にかかるたを大好きになっていた千早は、新に勝負を挑みます。その勝負の最中、新は「かるたをいっしょにしてくれてありがとな。でもたぶんもう会えん」と泣き始めます。千早はそんな新と太一の手をとって、「かるたを続けてたらまた絶対会えるよ」と言います。ここで12歳編は終わりです。


 3年後、瑞沢高校には、きれいなのに動いたり話したりすると台ナシの無駄美人と言われる千早がいます。中学ではかるた友達ができず、高校でこそ仲間を作ってかるたに100%になると決めた千早の前に、太一が現れます。喜ぶ千早ですが、太一には彼女がおり、たーくんと呼ばれています。そんな太一を見た千早は、今度の大会で優勝してA級になったら、一緒にかるた部を作ってと言います。

 大会当日、太一は千早の試合を見にやって来ました。絶対勝ちたいと言う千早に、原田先生(白波かるた会責任者)はいろいろな策を教えます。そのおかげか決勝でも勝利し、ついに千早はB級で優勝しA級選手となります。そしてその場で、連絡のつかなくなった新に電話をかけます。しかし電話にでた新の口からは「かるたとかもうやってないから」という言葉が返ってきます。信じられない千早は、福井に行くことを決めます。

 千早と太一は、新に会いに福井にやっって来ます。しかしそこで出会った新は、かるたを蹴飛ばし、「かるたはやらない」と言います。綿谷宅を出たところで、なぜ新がかるたをやっていないのかを由宇(ゆう:新の隣人)から聞きます。
-------脳溢血で倒れリハビリをしていた新の祖父。新は祖父と留守番しているはずの日に、A級に上がる試合に出ます。見事優勝しA級になることができたものの、その日、新の祖父は発作を起こし1人で亡くなってしまいます。------
 帰りの電車の中で、会いに来てはいけなかったと後悔する千早の耳に、何か聞こえます。千早が持ってきた手紙を読んだ新は、自転車で電車を追いながら2人の名前を呼びます。そしてその声は、千早と太一に届くのです。新は2人と友達でいたい、ずっと会いたかったという思いで、千早は新がかるたを嫌いになったわけではなかったという思いで、3人は別れます。そして太一は「一緒に作ってやるよ、かるた部。新は必ず戻ってくるから、強くなって待とう」と言います。


 千早と太一は、練習場所として借りた生徒会室に畳を運び、練習を開始します。2人でかるたをしてみて太一は、千早が耳の良さに甘えて札の配置を覚える努力が出来ていないと指摘します。そんな2人の様子を見ていた女の子が1人。呉服屋の娘で、着物や和歌が大好きな大江奏(おおえ かなで)との出会いによって、千早は初めて百人一首の和歌の意味や色や温度、世界があることを知ります。そして改めて、かなちゃん(大江)をかるた部に誘います。新たな仲間ができたところで、太一は懐かしい人を見つけます。それは、12歳の頃に出た試合の対戦相手の1人、肉まん君(西田)だったのです。部として成立するためには部員が5人必要!はたして5人揃うのか!?


 何となくで彼女と付き合っているだけの太一。やっぱり千早のことが好きなんですね。なのにまるで恋愛という単語がまだ頭にない千早。千早にとって、かるたを教えてくれた新はやっぱり特別なんだと思います。だからその新がかるたをやっていないと知ると、居ても立ってもいられないんですね[ダッシュ(走り出すさま)]

 誰をかも しる人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに  (心をかわす古くからの友人もいなくなり 今誰を友としよう あの年老いた高砂の松も昔からの友ではないのに)
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