ちはやふる 5巻 感想 [ちはやふる あらすじ]

 漫画『ちはやふる』5巻のストーリーを紹介しています。少女漫画とは言えない、スポ根漫画です!



 全国大会団体戦2試合目で、棄権してしまった千早(ちはや)。そんな千早のことを思って、太一(たいち)・かなちゃん・肉まんくん・机くんは、4人でも勝ちを目指します。
 病院から戻り旅館で休んでいた千早のもとに、4人が試合を終えて帰ってきます。結果は決勝トーナメントで強豪富士崎に敗れたものの、かなちゃんや机くんも勝つことができ、自信をつけることができました。新(あらた)から預かったお菓子を千早に渡す太一。その箱には、「次は試合で。」と書かれています。新がかるたをまた始めてくれる、自分たちの思いはちゃんと新に届いているのだと喜ぶ千早です。

 翌日、階級別の個人戦。千早はA級。太一と肉まんくんはB級。かなちゃんと机くんはD級です。今大会の個人戦には史上最年少でクイーン(日本でかるたNo.1の女性)になった若宮詩暢(わかみやしのぶ)も出ています。1回戦、北央学園の甘粕(あまかす)相手に、クイーンは24枚差という大差で勝利します。無事1回戦を勝った千早の2回戦の相手は、なんとクイーン。試合が始まると、クイーンの真空を飛ぶ針のような音のしないかるたに、千早は手も足も出ません。不戦勝で時間の空いた太一は、千早の試合を見にやってきます。あまりに圧倒的な速さ、鋭さでどんどん札を取っていくクイーン相手に、千早は1枚も取ることができません。勝つ想像が全くできず攻められない千早は、気づきます。初めて新とかるたをした12歳の自分に気持ちで負けてどうする!!と。再び攻め始めた千早は、ついにクイーンから1枚取ります。そしてさらにもう1枚。競技線の中で自由になりたいという思う千早ですが、結局20枚差で負けてしまいます。勝ったクイーンですが、千早の実力に一目置き名前を覚えます。
 勝敗がついて、どこかで即寝しているであろう千早を探す太一が見たのは、予想と違い、クイーンに勝つためにはどうしたらいいかを泣きながら考える千早でした。それまで新につられてなんとなくクイーンになりたいと思っていた千早ですが、この時初めて本物の夢となります。
 
 A級優勝はクイーン、須藤さんが準優勝となりました。その頃、B級決勝には太一が出ていました。優勝すればA級に上がれる太一は、自分も千早のように泣きながら前に進むことが、新に向かっていくことができるか!と自分と向き合いはじめます。しかし太一は負けてしまい、悔しくて悔しくて瑞沢5人みんな泣いてしまいます。それでも誰も慰めあうことはしませんでした。


 全国大会で思うような結果を残せなかった瑞沢かるた部。運動部さながら、体力づくりのため走り込みを始めます。その頃新は、福井南雲会責任者の栗山(くりやま)先生のもとを訪ねます。そして南雲会に入り、再びかるたと向き合うことを新は決めます。また千早はクイーンと戦ったことで、クイーンの速さ・鋭さを夢に見、とても速くなっていきます。しかしその分ミスが増えます。そんな千早に原田(はらだ)先生は言います。「速く取るのをやめなさい」


 速さは千早の武器なのに、それをやめろと言う原田先生。一体どうなるのでしょうか!
 また新をかるたに引き戻すことができた千早と太一ですが、それは一方で太一が新に挑まなければいけないということ[あせあせ(飛び散る汗)]太一に頑張ってほしいです(^u^)


すみの江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人めよくらむ  (住の江の岸に打ち寄せる波ではないが 夜に見る夢の中の通い路までも どうしてあの人は人目を避けるのだろうか)

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